オレンジカフェ静岡

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理事長あいさつ

「オレンジカフェ静岡」は、認知症について気になっている方や、家族の方、あるいは医療や介護などで認知症の人のケアに携わっている専門職の方、またそうした人たちのお手伝いや支援をしたいと考えておられるボランティアや住民の方などが気軽に集い、なごやかな雰囲気で交流する場としてオープン致しました。

認知症の人は2025年には700万人を超えて、65歳以上の高齢者のじつに5人に1人が認知症になるという予想が出されていて、社会の大きな課題だと言われています。しかし、5人に1人と言われますと、もはや特殊な病気ではなく、年齢を重ねるとともに、だれもがなりうる事態だと受けとめるべきかと思います。 国は2015年1月に「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)」を策定しました。そのなかで、認知症になっても、できる限り住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けることができる社会の実現を目指すとしています。新オレンジプランは京都での取り組みが参考にされているそうです。京都式オレンジプランのなかに、認知症の人を主語にした「10のアイメッセージ」というのがあります。その1に は次のように書かれています。

私は、周囲のすべての人が、認知症について正しく理解してくれているので、人権や個性に十分な配慮がなされ、できることは見守られ、できないことは支えられて、活動的にすごしている。

「できることは見守られ、できないこと は支えられて、活動的にすごしている。」この理念をイメージして、こうした目標を達成する上で、このカフェが少しでもお役にたてれば、幸いと考えています。

そうした社会にしてくためには、「周囲のすべての人が、認知症について正しく理解してくれているので」というのが前提になります。最近、NHKなどが認知症キャンペーンとして、関連番組を毎日放送しています。そこに認知症の方も実名で登場しています。こうゆう啓発活動が進むなかで、認知症についての誤解や偏見が急速に減っていくことを期待したいところです。このカフェも、認知症についての正しい理解を社会に広げていくというのを大きな課題のひとつとしています。今後は専門の医師による認知症についての医学的な講話や、リハビリテーションの専門職による、認知症予防やリハビリテーションについての講話などの機会も設けたいと考えています。

カフェの会場は、社会福祉法人静和会様に提供していただいております。事務局長の岩崎様には、厚く御礼申し上げます。開設の準備段階で開催した研修会のときから、この会場をお貸し頂きました。岩崎様はその4回とも参加して下さり、私どもの活動に深い理解を示して下さっています。このようなご支援がなければ、私どもの法人の力では、とても開設には至りませんでした。どんなに感謝しても足りないと感じております。

是非いちどご来店頂き、若ものたちがいれるコーヒーの香りも楽しんで、ゆっくりとおくつろぎ頂けると、まことに幸いです。

NPO法人 ヒューマン・ケア支援機構理事長
松田純

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概要

開催日 毎月第3日曜日
会場 城東コミュニティプラザHapiSpo(社会福祉法人静和会)
〒420-0846 静岡市葵区城東町34-14
時間 午後2時~4時
店長 浜渦辰二
連絡先 orange[アットマーク]npo-humancare.jp

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オレンジカフェ静岡ニュース(次回の予定)

次回開催のご案内です。

・日 時:2024年12月15日(日)午後2時より

・会 場:城東コミュニティプラザ・ハピスポ

(今月は会場のみの開催になります。)


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カフェの様子

声のワークショップ でんでん体操 若者ボランティア
専門家による講話 リコーダー演奏 似顔絵コーナー

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報道

静岡新聞2016年1月14日 静岡新聞2016年1月18日