「ケアの人間学」合同研究会 過去の開催記録

ホーム活動内容「ケアの人間学」合同研究会>開催記録(第1回~第10回)

第1回研究会

日時 2002年5月25日(土)13:30~17:00
場所 静岡市立看護専門学校1階会議室
提題
浜渦辰二(静岡大学人文学部)
「末期がん患者の精神医療をめぐって──ケアの人間学へむけて──」
野中教世(市立静岡病院)
「看護者として、人生の終末期にどうかかわるか──循環器に障害をもつ患者の事例を通して──」

第2回研究会

日時 2002年8月3日(土)13:30~17:00
場所 静岡市立看護専門学校1階会議室
提題
田中美知代(静岡市立看護専門学校)
「癌と告知された壮年期の男性への自己決定を促す関わりについて」
上利博規(静岡大学人文学部)
「芸術といのちのケア」

第3回研究会

日時 2002年12月7日(土)13:30~17:00
場所 静岡市立看護専門学校1階会議室
提題
小林美和子(焼津市立病院)
「患者の自己決定に医療者はどこまで関わるべきなのか」
山下秀智(静岡大学人文学部)
「ケアの諸可能性」

第4回研究会

日時 2003年3月29日(土)13:30~17:00
場所 静岡市立看護専門学校1階会議室
提題
渡辺暢子(静岡市立看護専門学校)
「病院から失踪した老年期女性患者さんのこと」
松田 純(静岡大学人文学部)
「前近代の医療とケアに学ぶ」

第5回研究会

日時 2003年5月10日(土)13:30~17:00
場所 静岡市立看護専門学校1階会議室
提題
坂口正子(静岡市立看護専門学校)
「救命はどこまで……? 3事例を通して」
橋本 剛(静岡大学人文学部)
「ヒューマン・ケアにおける社会心理学的アプローチ」

第6回研究会

日時 2003年8月30日(土)13:30~17:00
場所 静岡市立看護専門学校1階会議室
提題
池谷紀子(焼津市立総合病院)
「患者教育をめぐる問題」
田中伸司(静岡大学人文学部)
「「こえによるふれあい」についての実験レポート-竹内敏晴『ことばが劈(ひら)かれるとき』(ちくま文庫)の「話しかけのレッスン」をめぐって-」

第7回研究会

日時 2003年12月6日(土)13:30~17:00
場所 静岡市立看護専門学校1階会議室
提題
山村加寿子(静岡市立静岡病院)
「患者の想いを受けとめるとは-看護者の認識を探る-」
栗岡幹英(静岡大学人文学部)
「HIV感染被害問題における医師と患者 ―両者の聞き取りから見えること」

第8回研究会

日時 2004年1月31日(土)13:30~16:30
場所 静岡市立静岡看護専門学校視聴覚ホール
提題
沼野尚美(神戸市・六甲病院緩和ケア病棟チャプレン)
「終末期における心のケア──スピリチュアル・ケア──」
講師紹介
病院薬剤師から病院チャプレンやカウンセラーに転職。チャプレンとしては淀川キリスト教病院、姫路聖マリア病院を経て、カウンセラーとしては日本パプデスト病院を経て、現在、六甲病院緩和ケア病棟でチャプレンとカウンセラーを兼職。他二つのホスピス(薬師山病院、岡山中央奉還町病院)も兼務。京都ノートルダム女子大非常勤講師。6つのホスピスで勤務し、2000人以上の方々の生と死に関わってきた。専門は癌患者とその家族の精神的援助と宗教的援助。
著書
『癒されて旅立ちたい』(佼成出版社、2002年)
『いのちの輝き──大切な人の希望を支えて──』(くすのき出版、2002年)

第9回研究会(連続講演会②)

日時 2004年3月27日(土)13:30~16:30
場所 静岡市立静岡看護専門学校視聴覚ホール
提題
高橋卓志(松本市・神宮寺住職)
「科学と霊性の関係論──仏教の視点から──」

第10回研究会

日時 2004年5月15日(土)15:00~18:00
場所 静岡市立看護専門学校1階会議室
提題
内藤いづみ(甲府市・在宅ホスピス医)
「いのちをつなげるということ─トータルペインに向かい合って学んだこと─」
講師紹介
ふじ内科クリニック院長、NPO日本ホスピス・在宅ケア研究会常任理事。全国各地で講演多数。
著書
『最高に幸せな生き方死の迎え方』(講談社、2003年)
『あなたを家で看取りたい』(ビジネス社、2003年)
『笑顔で「さよなら」を』(KKベストセラーズ、2002年)
『対談集・あなたと話がしたくって』(永六輔・遠藤順子・鎌田實との対談、オフィス・エム、2001年
『いのちに寄りそって』(米沢慧との往復書簡、オフィス・エム、1999年)
『ホスピス 最期の輝きのために』(鎌田實・高橋卓志と共著、オフィス・エム、1997年)
『あした野原に出てみよう』(オフィス・エム、1997年)