医療の倫理とコミュニケーション入門コース

概要

目的 本コースは、医療倫理に関心のある方を対象に、短期間のうちに医療倫理の概要を学んでいただくことを目的としています。あわせて、医療において重要なコミュニケーションについてもアドバイスします。
日時 2015年2月14日(土)9:30-17:30
場所 藤枝市立総合病院講堂[藤枝市立総合病院HP
講師 石垣泰則(医療法人社団 泰平会城西神経内科クリニック院長)[詳細
上藤美紀代(支援機構副理事長・事務局長)[詳細
松田純(支援機構理事長・静岡大学教員 臨床人間科学担当)[詳細
神馬幸一(静岡大学教員 刑事法・医事法担当)[詳細
定員 40名
募集期間 2014年10月20日(月)~2015年1月31日(土)
受講料・資料代 7,000円(資料代を含む)
申込方法 本ページ下部の申込フォームからお申し込みください。なお、お申し込み後、3日を過ぎても返信がない場合には、お手数ですが事務局までご連絡ください。
受講可否のお知らせ 申込受付後、事務局からメールでお知らせします。

スケジュール


9:00 受付開始
9:30-9:35 開会の挨拶/松田純
9:35-10:10 医療・介護職のためのコミュニケーション・ワンポイントアドバイス/上藤美紀代
10:10-11:10 医療倫理の原則とケアの倫理/松田純
11:15-12:10 ケースについてのグループディスカッション+ケース解説/松田純
12:10-13:00 昼食
13:00-14:30 在宅医療の時代における臨床倫理の重要性/石垣泰則
14:40-16:00 医療と法/神馬幸一
16:10-17:20 終末期医療の倫理と死生観/松田純
17:20-17:30 アンケートの記入、閉会の挨拶

講師紹介

石垣 泰則(いしがき やすのり)
医師,介護支援専門員
略歴
  • 1982年 順天堂大学医学部 卒業
  • 1990年 城西神経内科クリニック開業 院長
  • 2011年 コーラルクリニック院長
役職
  • 順天堂大学医学部リハビリ医学講座および神経学講座 講師(非常勤/兼任)
  • 日本在宅医学会 副代表理事
  • 静岡市介護サービス事業者連絡協議会 理事
  • 静岡市介護認定審査員
  • 全国在宅療養支援診療所連絡会 副会長
  • ケアマネットふじのくに(静岡県介護保険専門員組織)理事長
  • 静岡在宅ケア医療協議会 会長 など
主要著作
  • 『在宅難病患者のケア.今日の治療指針2009年版』医学書院,2009
  • 『パーキンソン病.在宅医療テキスト改訂版』財団法人在宅医療助成勇美記念財団,2009
  • 『Ⅴ.病態別・疾患別の在宅医療 神経難病,「在宅医療-午後から地域へ-」』日本医師会雑誌 第139巻 特別号(1).2010
  • 『パーキンソン病に対する社会的資源.よくわかるパーキンソン病のすべて』(改定第2版)永井書店,2011など

上藤 美紀代(うえふじ みきよ)
ヴォイス・セラピー実践研究家,フリーアナウンサー、修士(臨床人間科学)
役職
  • 常葉大学健康科学部などで非常勤講師(生命倫理・人間関係コミュニケーション論担当)
  • 特定非営利活動法人ヒューマン・ケア支援機構事務局長
  • 少年院篤志面接委員。
主要著作
  • 講談社オーディオブック『こころを癒すヴォイス・セラピー入門』2008
  • 共著『こんなときどうする? 在宅医療と介護 ケースで学ぶ倫理と法』共著、南山堂、2014 論
  • 「医療者のコミュニケーションと声の力」『医薬ジャーナル』2011年4月号など

松田 純(まつだ じゅん)
哲学・生命倫理学,文学博士
役職
  • 静岡大学人文社会科学部社会学科・大学院人文社会科学研究科臨床人間科学専攻 教授
  • NPO法人ヒューマン・ケア支援機構理事長
主要著作
  • 著書
    • 遺伝子技術の進展と人間の未来─ドイツ生命環境倫理学に学ぶ,知泉書館,2005
  • 共編著
    • 『こんなときどうする? 在宅医療と介護 ケースで学ぶ倫理と法』南山堂、2014
    • 『薬剤師のモラルディレンマ』南山堂,2010.
    • 『ケースブック 心理臨床の倫理と法』知泉書館,2009 共著書
    • 『MR テキストⅢ 医学概論2012』(公)MR認定センター,南山堂,2012.
    • 『くすりの小箱─薬と医療の文化史』.南山堂,2011.
    • 『薬学生のための医療倫理』丸善,2010.
  • 監訳
    • ミヒャエル・フックス編『科学技術研究の倫理入門』知泉書館,2013.
  • 共訳
    • ドイツ連邦議会審議会答申『人間らしい死と自己決定──終末期における事前指示』知泉書館,2006.

神馬 幸一(じんば こういち)
医事法学・刑法学, Master of advanced studies in Criminology (LL. M.: University of Bern, Switzerland)
役職
  • 静岡大学人文社会科学部法学科・准教授(医事法学・刑法学)
主要著作
  • 共著
    • 『こんなときどうする? 在宅医療と介護 ケースで学ぶ倫理と法』南山堂、2014
    • 『終末期医療と医事法』信山社,2013,『安楽死・尊厳死』丸善,2012
  • 論文
    • 「法的守秘義務の倫理的多義性」『生命倫理』第25号、2014、平成26年度日本生命倫理学会若手論文奨励賞
    • 「日本医療再生の具体的提言:医療の視点が司法に活かされるための制度設計」神奈川県保険医協会創立50周年記念「日本医療再生の懸賞論文」審査委員長・奨励賞,2013など